NHKが逃げた!NHKの上田会長がN国党立花氏との面会を完全拒否

N国党ことNHKから国民を守る党代表の立花孝志氏は、自身の事務所(議員会館)に設置したテレビにまつわる放送受信契約の締結と、党代表としての挨拶という名目で、NHKの会長である上田良一氏に面会を希望しました。

しかし面会は叶わず、更には警察まで出動する騒ぎとなり、NHKの対応に対して疑問を持った方もたくさんいるのではないかと思います。

本記事では、立花氏が面会に向かうまでの流れやNHKの対応の杜撰さ等に焦点を当て、今回の流れを詳しく紐解いていきたいと思います。

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立花氏がNHK会長との面会を希望するまでの大まかな流れ

  1. 立花氏が自身の事務所にテレビを設置し、受信料の不払いを宣言
  2. 大阪府知事、大阪市長を始めとする自治体の代表や一部の議員がそれに対して言及し、メディアで大きく報じられる
  3. 8/7、立花氏の方からNHKに電話をかけ、上田会長との面会を希望するも、NHK側からひどい対応をされる
  4. 8/8、立花氏がNHKの本部に撮影をしながら向かったところ、NHK側は「施設管理権」を理由に撮影(録画、録音)を拒否し、警察を呼ぶ騒動へと発展する
  5. 受信契約の締結を済ませ、立花氏の面会希望に対するNHK会長の回答をもらい、立花氏がNHKを後にする

 

立花氏は公党の代表としてNHK会長に面会を希望

今回の件でまず気になったのは、NHKが「会長自身じゃなくてもその下の人物、あるいは更にその下の人物が対応する等の対応すらもしなかった」ということです。

NHKの会長ともなれば秘書がいるのは当然として、同じく多額の役員報酬を得ている副会長や、それに準ずる役職を持った職員がたくさんいます。そのような人物が1人も出てこないことに違和感を感じました。

 

そして立花氏は「NHKから国民を守る党の代表」ということで、NHKからすると目の上のたん瘤と呼んでも差し支えないような人物なわけですが、それと同時に「日本に9つしかない公党の代表」であり、約100万票を獲得して国会議員に当選した参議院議員です。

つまりNHKの会長及びNHKは、民意が反映されて選ばれた国会議員を相手に、正当な理由を示すことなく面会を拒否したということになります。

 

更に言えば、立花氏は会派「みんなの党」にて予算委員会の1枠を獲得済みです。

今後、NHK問題の質問などもできる立場であることから、今回の一連の流れ(立花氏が受信契約の締結に伺うのも兼ねて、NHK会長に一言挨拶をしたいという希望)に不自然な部分はないように思います。

 

NHKの電話対応がひどすぎる!

立花氏はアポ無しで突入したわけではなく、前日にしっかりとお伺いを立てたうえでNHKに向かっているわけですが、この時点でNHKの対応はかなり酷いです。

NHKに電話をし、受付の女性が電話に出てから、然るべき担当者が出てくるまで「少々お待ちください」という時間稼ぎで約17分間待たされることになります。

 

そして17分後に出てきた男性職員と思われる人物も、待たせたことに対するお詫びの言葉こそあったものの、自分の名前も身分も明かさないという杜撰な対応でした。

一般の民間企業がこのような対応をしていると、お客さんからの信用は一気に失墜すると言っても過言ではないと思います。これでも倒産することはなく、高額のお給料を貰えるのがNHKです。

 

NHKが施設管理権を理由に撮影、録画、録音を拒否し、警察も出動

立花氏は撮影をしながらNHKの本部に向かったのですが、NHK側から再三に渡って録画の拒否をされます。

正当な理由を述べず、終始「撮影や録画・録音はお断りしています」と繰り返していたNHK職員が出してきた撮影拒否の理由が「施設管理権」でした。

 

施設管理権というのは、施設の管理者の権限の1つで、一般的なお店などにも認められている権利です。

よくラーメン屋さんなどでも「店内撮影お断り」と謳っているお店があるかと思いますが、これは施設管理権を行使しているものと思われます。

 

公物と私物で見解が変わるんじゃないかとも思ったのですが、NHKの立ち位置が非常に曖昧なことに加え、そもそも市役所などの建物内でも「施設としての機能の妨げになる場合」は施設管理権が適用できるようです。

つまりNHK本部での撮影は「NHKの内部資料、顧客情報等が映り込んでしまう可能性/他の一般訪問者の迷惑になる」という理由により、正当な理由として撮影を拒否できると思われます(知らんけど)。

 

というわけで、立花氏自身も警察を呼んだり呼ばれたりすることは慣れっこですし、むしろ「そうなるように仕向けたのではないか」とさえ思えます(実際には、立花氏が自ら警察を呼んでいます)。

理由としては、NHK本部の周りには各マスコミが来ていたようなので、立花氏をまだよく知らない国民にとっては「N国党代表が会長に面会を希望するも叶わず」という見出しより「N国党の立花氏が、NHK本部にて警察を巻き込んだ大騒動を巻き起こした!」という見出しの方が興味をそそるでしょうから。

 

肝心の「面会希望に対する上田会長の回答」は?

立花孝志殿

 

会長への面会のご要望にはお応えできません。

ご理解ください。

 

なお、議員活動に係るNHKへのお問い合わせにつきましては、調整をさせていただいているところです。

なにとぞよろしくお願いいたします。

 

令和元年8月8日

日本放送協会

 

素人目に見ても「誰が書いたのか分からない/NHKとしての判子も何もない」などの不誠実な点が多々ありますが、これを受けて立花氏はYouTube動画にて以下の点を指摘しています。

 

  1. 日本に9つしかない公党の代表として行っているのに「立花孝志殿」はいかがなものか
  2. 会長への面会のご要望にお応えできない正当な理由は何なのか
  3. 何の調整をしているのか

 

そして「どうしても会長が会えないというのであれば、局長でも部長でも誰でもいい」ということで、改めてまたNHKに出向くとのことです。

これまでにも立花氏は似たようなことを散々やってきたわけですが、なぜかマスコミが取り上げたりしていなかったので、ここまで多くの国民に広く認知されることがありませんでした。

最近はマスコミも徐々にN国党の存在を無視できず、NHKの裏の顔が徐々に暴かれているように思います。是非ともスクランブル放送を実現して欲しいものです。

 

N国党所属の大橋議員もNHK船橋営業センターに突入

令和元年8月4日、N国党に所属していて現柏市議会議員の大橋昌信氏も、自身の放送受信契約の締結のために、NHK船橋営業センターを訪問しています。

そしてNHKが公式サイトで世論に対して出した受信料と公共放送についてご理解いただくためにという声明文の内容に対しても問いかけました(問いかけたというか詰め寄ったというか)。

ちなみにNHKの声明文に対する記事はこちらをご覧ください。

<<受信料契約問題を巡ってNHKの公式サイトに掲載された文章について

 

これまでの同氏の活動を見てきた方なら分かるかと思いますが、一般の人に対しては「受信料を払え!」と強気に出ているNHKも、大橋氏とは契約しないようにしている様子が伺えます。

テレビを持っていればNHKと契約をするのは義務だと言いながら、大橋氏と契約をしないというのは大きな矛盾だと思うのですが…。

これこそが弱い人間だけを狙って受信料を取り立てているという実態であり、ここに公平さは一切無いと言っても過言ではないでしょう。

 

大橋議員はよく言えば熱血漢であり熱い男なので、一部の人にはちょっと暴力的で過激に映ってしまう部分がありますが、この動画でNHKの人間に対して言っていることは間違っていないと思います。

ちなみにこちらも、NHK職員から警察を呼ばれるという安定の結末となりました。

 

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結論:NHKの対応が不誠実極まりない

これまでの一連の対応を見てても、NHKの対応が不誠実極まりないという印象しか出てきません。

自分たちが普段からやっていることを、逆にやられたら急に態度を変えたり…。「しっかりと対応する」と発表しておきながら、しっかりと対応していない実態が浮き彫りとなっています。

 

「目には目を…」ではありませんが、私たちも集金人に対して「住民との面会のご希望にはお応えできません/放送受信契約については調整中です」と回答してみたり、あるいは「直接の対応はできません」でいいのでは?(知らんけど)

とりあえず船橋営業センターは、何のために存在していているのか全く分からなかったので、こういう削減できる部分がたくさんあると言う面を見ても、受信料の見直しをいち早くしてほしいと思います。