NHKが地域スタッフにノルマ!?|NHK受信契約員の労組が救済申し立て

2019年8月22日、NHK問題が気になっている層にとっては衝撃的とも言えるニュースが舞い込んできました。

簡単に言うと「NHKが集金人に対してノルマを課し、それに対してNHK受信契約員が東京都労働委員会に救済を申し立てた」というものです。

個人的には「集金人が遂に謀反を起こした」的なニュアンスで捉えています。

 

これによって、もしかすると「2019年10月からは、今まで以上に手段を選ばずに契約を迫ってくるNHK集金人が増えるのではないか?」ということが懸念されるので、微力ながらも警鐘を鳴らしておきたいと思います。

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NHKが遂に集金人に対するノルマを認めざるを得なくなったか!?

これまでにも集金人のやり口を見たり聞いたりしていると、勝手ながら「恐らくノルマがあるんだろうなぁ…」という気はしていました。

…が、NHKがそれを認めるようなことは無かったと記憶しています。そして集金人も、それを公言することはなかったのではないでしょうか。

 

いわばNHKの集金人というのは、何かあったらNHKからは無関係だと切り捨てられる弱い存在であるにも関わらず、我々からすると「NHKの味方/NHKという金魚のフン」的なイメージがあります。

少なくとも良いイメージはありません。一生懸命やっておられる方もいるんでしょうが、それ以外の人の悪い評判が目立ちすぎていると言っていいでしょう。

 

そんな集金人たちは、建前上は「NHKの受信料を支払うことは一定のルールである」というスタンスで来るため、ここにノルマがあるとなれば主張がブレてくるんですよね。

そんな集金人の一部が、遂に闇の部分というか現在の心境を吐露したと言ってもいいのではないでしょうか。

 

今までもノルマがあったけど、N国党が有名になることによって不払い件数が増え、それを受けてNHKが地域スタッフの尻を叩いたところ、地域スタッフが「それはちょっと…」と言い出して東京都労働委員会に泣きついたという感じでしょう。

 

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訴えを起こしたのは、全日本放送受信料労働組合

今回の主役は、NHKから受信契約の業務などを受託する地域スタッフらでつくる労働組合「全日本放送受信料労働組合」です。

ここが言うには「受信契約の取次数などの目標を設定し、達成率が低いと口頭や書面での注意といった「特別指導」を受け、それでも目標に届かないと受託を打ち切られる」とのこと。

…やめればいいんじゃないの?それ。

 

NHKを上司、集金人を部下として考えると、よく聞く「ブラック企業」なんかでは当たり前のようにある話だと思います。

個人的には、大なり小なりどこの会社でも普通にある話で、そもそもの商品が消費者に受け入れられていないのであれば、いくら社員が頑張ったところで会社そのものが淘汰されていくというイメージがありますが…。

 

いずれにしても今回の件では、NHKは10月から基準を引き上げるということを既に公表していて、「組合員が多い別の労組」には説明をして合意を得ていたという背景があるようです。

一方で、今回問題となっている「全日本放送受信料労働組合」に対しては通告だけで済ませ、同組合の抗議を無視したということから今回のトラブルに繋がった模様。

 

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集金人の人は今の仕事に誇りを持っているのだろうか

嫌味でも何でもなく、ただ純粋に「NHKの集金人を務めている人は、自分の仕事に対して誇りを持っているのだろうか?」という部分が非常に気になります。

誇りと言うと大げさになるかもしれませんが、例えば「親戚や近所の人に対して『自分はNHKの集金人をやっている』と言えるかどうか」でもいいです。

 

「背に腹は代えられぬ」という言葉があるように、世の中には「生活していくためには仕方がない」という思いで、別に好きでもない仕事に取り組んでいる人は山ほどいると思います。

でも私が思う集金人のそれは、ちょっと違うんじゃないかと思うんですよね。やはり心のどこかに「お給料がいい」という部分があるのではないかと思ってしまいます。

 

もっと言うと「人を騙したり、ちょっと強引に弱者に詰め寄ることで、多少の罪悪感はあれど、その罪悪感を打ち消すくらいのメリットがある」という印象です。

これまでは多少の厳しいノルマに耐えてさえいれば、そこそこ美味しい恩恵にありつけたものが、世間の逆風にさらされて状況が厳しくなり、急に泣きついてきたというイメージしかありません。

 

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今まで以上に厳しい取り立てが予想される

NHKが10月からノルマを厳しくすると言っているらしいので、10月以降は「今まで以上に受信料の取り立てが厳しくなる」と予想されます。

…取り立てって、借金でもないのに。

 

これまでにも犯罪スレスレの取り立てや、嘘八百を並べ立てて契約に漕ぎつけるという強引さが目立つ部分がありました。

それがより一層拍車を掛けて、善良な市民に魔の手が及ぶ可能性があります。

常識では考えにくい時間帯の訪問、帰宅まで待ち伏せ、恫喝…などなど。現時点ではあくまで想像でしかありませんが、一人暮らしで受信料未払いの方はくれぐれもご注意くださいませ。

 

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結論:NHKの集金人は集金人も辞めても受信料を支払ってくれ

私の勝手な意見を言わせてもらうと「NHKの片棒を担いで甘い汁を吸っていたのに、自分の立場が危うくなったら手のひらを返すなんて超だせー」です。

でも「敵の敵は味方」のような考え方も無くもないので、NHKを相手にあれこれやるのであれば少し注目してみたいと思っています。